コラム

ChatGPT時代にWEB制作会社が出来ること

みなさん、突然ですがChatGPTは使ってますか?

私は昨年から思い切って有料版を使用しております。
ちょっとした調べものや、アイデアの壁打ちなど、
最近ではGoogleの検索よりも多く利用しているかもしれません。

ChatGPTで仕事がなくなる?

巷ではChatGPTによってプログラマーがいなくなるとか、
AIによって仕事を奪われるといった脅し文句が並んでいますね。
確かに、一部ではそういったこともあるかもしれません。

ただ、ここ数カ月ChatGPTを使ってみて、
確かに便利ではあるのですが、万能ではないなと感じることがあります。

そして、この実際にChatGPTを使用したときに感じる
ちょっとした「不満」や「不安」が、
これからの仕事のキーワードになってくるのかなと思いました。

そこで本日はChatGPTを通して、
これから求められる仕事のスキルについて考えてみたいと思います。

本当に合っているか分からない

最近私がChatGPTで調べたテーマの履歴を見てみると、

  • タチウオの釣り方
  • 美味しいチャーハンの作り方
  • ハバネロの実がならない理由

といったことを調べていました。
我ながら、何の関連性もないテーマなのですが、
さすがChatGPTは凄いもので、どんな話題を聞いても、
それっぽい返答を返してくれます。

ただ、厄介なのは、「それが本当に合っているか分からない」ということです。
実際に、タチウオの釣り方などは、Youtubeの動画などを見てみると
「ChatGPTで言ってることとちょっと違うな~」ということも多く、

また、チャーハンの作り方も私の今までの知識と経験からすると
「それはちょっとどうかな~」といった内容も含まれていました。

ChatGPTは、確かに端的に必要な情報を返してくれるのですが、
それが本当に正しいかどうかは、多角的に確認する必要があります。

自分の理解度が分からない

これはGoogle検索でも同じことが言えるのですが、
自分一人で調べものをしていて、色々な内容を読み込んでいっても、
はたして、自分が本当に正しく理解できているか分からない時があります。

最近「コンバージョンAPI」という、
サードパーティクッキーが禁止になることの代替となる技術について調べていたのですが、
専門的な分野になると、前述のとおり、ChatGPTが正しい情報かどうかわからない上に、
自分が正しく理解できているかが不安になってきます。

結局、専門家的な役割の仕事は残っていく

そういったときに、人はやはり
「詳しい人に聞いてみたくなります」

釣りであれば、釣りの専門家、
チャーハンであれば中華料理人、
ハバネロであれば、家庭菜園の専門家といった感じで、

その道の詳しい人に直接聞いてみて、
何度も質問をして自分の理解度を深めていきます。

WEB制作についても同じことが言えます。
SEOについてのこと、マーケティングについてのこと、デザインについてのこと、
さらに、日々のメール設定の方法から経営に関することまで、
事業者様の悩みを、WEB制作の領域から、伴走しながら解決していく必要があります。

その分、求められるスキルや知識は多くなっていきますが、
多くの事業者様の悩みに触れることで、
自然とそういったものは身についていくと思います。

多くの人がChatGPTに触れることで、
ChatGPTの精度が上がっていくような感じですね。

月並みですが、一人ひとりのお客様のご要望に、
期待値以上でお答えしていくことが、
これからもより一層求められると思いました。

まとめ

それでは、最後に
「AIに仕事を奪われないようにするにはどうしたらよいか」
ChatGPTに聞いてみましたので、その解をぜひご覧ください笑。

AIに仕事を奪われないためには、以下の戦略が有効です:

継続的な学習:
技術が進化しても価値を持ち続けるために、最新のトレンドやスキルを学び続けることが重要です。

ソフトスキルの強化:
AIが代替しにくい、人間特有の能力(コミュニケーション、共感、リーダーシップ)を強化します。

クリエイティブな仕事に従事する:
AIはルーチンワークや予測可能なタスクに強いですが、創造的思考や革新的なアイデアを生み出すことはまだ人間に頼ります。

AIとの協働:
AIを競争相手と見るのではなく、ツールとして利用し、仕事の効率を高める方法を学びます。

専門性を深める:
特定の分野で専門的な知識や技術を持つことで、その分野におけるAIの活用方法や限界を理解し、専門家としての価値を高めます。
このように、AIの進化に対応しながら、自分自身のスキルと価値を高め続けることが重要です。

末恐ろしいですね笑。
それでは。

株式会社JAM Community Design

株式会社JAM Communty Designは2012年の創業以来、300社を超える中小・ベンチャー企業を主としたクライアント様にWEBソリューションを中心としたサービス展開を行っております。

キーワードは「感謝・勤勉・工夫・謙虚・貢献」。仕事に対する「か・き・く・け・こ」を大切に事業者様の永続的な発展のお手伝いをさせていただく事をお約束いたします。

JAM Community Design > コラム > ChatGPT時代にWEB制作会社が出来ること