コラム

問い合わせフォームへの営業メール(迷惑メール)に思うこと

コロナ渦において、多くの変化が起きましたが、
その中の一つに、問い合せフォームへの営業メールの増加が上げられると思います笑。

それまで、電話営業(テレアポ)を中心とした営業手法を取っていた企業が、
緊急事態宣言を経て、フォーム営業に目を向けたことが影響していると思います。

もちろん、有益な情報や、素晴らしい商材を紹介してもらう分には結構なのですが、
そういった情報は数少なく、ほとんどの場合は、
もはや迷惑メールと認識してしまうような内容が送られてくる場合が多いです。

実際に、問い合わせフォームなどによるメール営業の反応率は約0.5%と言われていますので、
逆に言うと、99.5%の人にとっては不要な情報になっているわけです汗。

しかしながら、送信のコストが少ないことや、自動化のしやすさから、
フォーム営業を採用している企業は多く、今後も増えていくことが予想されます。残念ながら。

とはいえ、問い合せフォームを送られた方からすると、
「おっ、問い合せが来ているな」と思ってメールを開いてみたら営業メールだったり、
WEBサイトの問い合わせ率を計測しているデータに支障が出たり、
最悪の場合は、営業メールに紛れて、本当の問い合せを見逃したりなど、
まさに「迷惑メール」と思われても仕方がないんじゃないかと思います汗。

弊社では、そういったサイト管理者様には、いくつかの対応をご案内しております。
以下をご参照ください

問い合わせフォームにnoindexをつける

いきなりマニアックな話なのですが、
多くのフォーム営業の場合、WEB上にある問い合せフォームを
ロボットや目視で探してきてメールを送っています。

逆に言えば、そういったチェックに引っかからなければ
フォーム営業のリストから「漏れる」ことができる場合があります。
問い合わせページのヘッダー部分に

<meta name="robots" content="noindex,nofollow">

を追記すればOKです。
また、同じ理由から、サンクスページにも同様の処理を行うことをお勧めします。

サイトポリシーや、フォーム送信ボタン近くに注意文を記載する

例えば、問い合せフォームの送信ボタンの近くに

【重要】このお問合せフォームはお客様専用です。営業及び勧誘目的でのご利用は固くお断りします。

みたいな文言を記載する方法もあります。
送信をする前に、送信者に訴えかける方法ですね笑。
郵便ボックスに「チラシお断り!」っていうシールを貼るようなイメージです。

「営業メールではない」という項目にチェックを入れさせる

こちらも同様に、送信者に訴えかける方法です。
送信時のチェック項目に「営業メールではない」というチェックを指せることで、
プレッシャーをかける方法です。

しかし、それでもチェックを入れて送ってくる強者もいますし、
何より、通常のユーザーにこのチェックをしてもらうのは少し心苦しいですね。。

営業用の専用メールを設置する

これは工数もかかって、本当はやりたくないのですが…。
思い切って「営業メールはこちら」みたいなリンクと、
専用のフォームを用意する方法もあります。

これによって、前述の
「問い合わせかと思ったら営業メールで腹が立った」
「本物の問い合せを見逃してしまった」
といったことは防げるかと思います。

営業メールのためにここまでするのはちょっと面倒ですけどね。。

・・・

以上が、思いつく対策方法です。
とはいえ、上記の対応をしても、送ってくる人は送ってくるのですけどね。。
もし本当にお困りの方がおりましたら、一声かけていただければと存じます。

それでは。

株式会社JAM Community Design

株式会社JAM Communty Designは2012年の創業以来、300社を超える中小・ベンチャー企業を主としたクライアント様にWEBソリューションを中心としたサービス展開を行っております。

キーワードは「感謝・勤勉・工夫・謙虚・貢献」。仕事に対する「か・き・く・け・こ」を大切に事業者様の永続的な発展のお手伝いをさせていただく事をお約束いたします。

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