SEO・MEO対策、どこまでするべき?営業が来たら読んでほしい話
最近、こんなご相談をいただくことが増えています。
「〇〇という会社から営業が来たんですが、どう思いますか?」
特に多いのが、SEOやMEO、そして最近話題の「AIO(AI最適化)」に関連したサービスの営業です。
内容を聞くと確かに魅力的に聞こえるものも多く、
「月5万円でAI要約に載りやすくなります!」
といったトークで、ご決断を迷われているお客様も少なくありません。
今日は「SEO・MEO対策、どこまでやっていいの?」というテーマで、
制作会社としての正直な見解をお伝えしたいと思います。
「AIO対策」って何をするサービス?
最近増えているのが、AIO(AI Overviews最適化)を謳った広告・集客サービスです。
内容を噛み砕くと、こういうことです。
「いろんなWEBサイトやメディアに御社の紹介記事をたくさん書いてもらうことで、
“引用(サイテーション)スコア”を上げ、
GoogleのAI要約やGoogleマップ(MEO)に表示されやすくしますよ」
確かに、AIが情報を要約するときは複数のサイトで言及されている情報を重視する傾向があります。
サイテーション(引用)が多い=信頼性が高いとみなされやすい、という考え方自体は間違いではありません。
しかし問題は、それを意図的に・人工的に操作しようとしている、という点です。
SEOに置き換えると「被リンクを買う」行為と同じ
少し専門的な話になりますが、
SEOの世界では昔から「被リンク(バックリンク)を買う」という手法が存在していました。
自社サイトへのリンクを多くのサイトから張ってもらうことで、
Googleから「信頼されているサイト」と評価されやすくなる仕組みを利用したものです。
しかしGoogleはこういった不自然なリンクの操作を長年かけて検知できるようになり、
現在ではペナルティの対象となっています。
冒頭のAIOサービスは、これを「サイテーション(引用)」に置き換えただけで、
本質的にやっていることはほぼ同じです。
「検索エンジンのアルゴリズムを意図的に操作する」行為に変わりはありません。
リスクの感覚値:「60キロ制限の道を90キロで走る」くらい
じゃあどのくらいヤバいの?というと、
個人的には「速度制限が60キロの道を90キロで走る」くらいのリスク感覚です。
すぐに捕まるわけではないし、みんなやってるじゃないか、という気持ちも分かります。
実際、短期的に効果が出るケースもあります。
ただ、です。
- いつかアルゴリズムのアップデートで一気に評価が下がる可能性がある
- ペナルティを受けると、今まで積み上げてきたSEO資産が一気に消える
- そのリカバリーには、ペナルティを受ける前より何倍もの時間と費用がかかる
こういったリスクが常に伴います。
「やってみたら?」とは言いにくいですし、
「絶対ダメ!」と断言するほどでもない汗。
企業の判断によるところですし、費用対効果を踏まえた上でご決断いただく部分ではあります。
ただ、長期的にビジネスを続けていくという前提に立てば、推奨はしません。
では、どこまでやるべきか?
「じゃあ何もしなくていいの?」というと、そうでもありません。
Googleに好かれるための対策は、ちゃんと存在します。
ポイントは「正攻法かどうか」です。
SEO(検索エンジン最適化)
- 自社の強みや専門性を活かしたブログ・コラムを定期的に更新する
- ユーザーが本当に知りたいことに答えるコンテンツを作る
- サイトの表示速度・スマホ対応などの技術的な基盤を整える
MEO(Googleマップ最適化)
- Googleビジネスプロフィールを正確に・こまめに更新する
- 来店してくれたお客様に口コミをお願いする(誘導はOK、内容の操作はNG)
- 写真を定期的に追加する
AIO(AI最適化)
- まずは自社サイトの情報を正確で・信頼性が高く・網羅的にする
- 構造化データ(Schema.org)を活用する
- 権威ある一次情報・実績を積み上げる
いずれも「コツコツ」の積み上げが基本です。
近道はほとんどありません。
「魔法のサービス」には理由がある
月数万円で劇的に集客が改善するなら、誰でもやっています。
もしそんなサービスが存在するなら、それはGoogleがまだ気づいていないだけか、
短期間しか効かない仕組みを利用しているだけです。
飛び込み営業や、根拠の薄い実績訴求のサービスには、特にご注意を。
「どういう方法で効果を出すのか?」を必ず確認し、
その方法がGoogleのガイドラインに沿っているかを判断基準にしてみてください。
まとめ:「正しいことをコツコツ」が最強
最終的には、シンプルな結論になってしまうのですが…汗。
- ユーザーに役立つコンテンツを作り続けること
- 正確な情報を発信し続けること
- 信頼できる評判を地道に積み上げること
これが、SEOにもMEOにもAIOにも共通して効く「正攻法」です。
アルゴリズムは年々変わります。
でも「信頼できる情報を届けること」の価値は変わりません。
焦らず、地道に、でも着実に。
一緒に取り組んでいきましょう!
「何か怪しい営業が来たけど、どうしよう…」そんな時はご相談を
冒頭のような「〇〇対策の営業が来たんですが…」という相談、
実は弊社の定期訪問サポートをご利用のお客様からもよくいただきます。
弊社では、毎月1回お客様のオフィスや店舗にディレクターが直接訪問し、
アクセス解析やサーチコンソールの分析をもとに、
「今、本当に必要な対策は何か?」を一緒に考えながら、サイト改善を進めています。
SEO・MEO対策の方向性についても、
「これはやった方がいい」「これはリスクがある」「こっちの方が費用対効果が高い」
という判断を、Googleのガイドラインに沿った形でご提案しています。
「営業トークの内容が本当に正しいのか分からない」
「何か対策はしたいけど、何から始めればいいか分からない」
そんな場合でも、定額の月額費用の中で気軽にご相談いただけます。
飛び込みの営業よりも、長くお付き合いしている担当者に相談できる環境を作っておくことが、
実は一番のリスクヘッジかもしれません笑。
それではまた。
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株式会社JAM Community Design
株式会社JAM Communty Designは2012年の創業以来、300社を超える中小・ベンチャー企業を主としたクライアント様にWEBソリューションを中心としたサービス展開を行っております。
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