コラム

検索エンジンとの向き合い方

私たちのようなホームページ制作会社には、「特定のキーワードで上位表示させたい」という依頼が非常に多くあります。もちろん、目標に向けてサイトの制作や運用を行っていますが、今日は少し視点を変えて、このテーマについて解説します。

そもそも検索エンジンとは?

検索エンジンについて考える際、Googleのような検索サービスを提供している企業のビジネスモデルを理解することが重要です。

これらの企業の主な収益源は「広告」です。つまり、検索エンジンの目的は「多くの人に利用してもらい、その結果、広告を多く売ること」にあります。

参考:Googleの仕組み

例えば、「渋谷 ラーメン」と検索したとき、そのキーワードに対してユーザーが最も求めている情報が優先して表示されます。これにより、ユーザーは簡単に必要な情報を得られ、利便性を感じて再度利用します。その結果、広告収入も増えるのです。

このように、Googleの価値の源泉は「検索エンジンの利便性」です。そのため、利便性が損なわれることは、Googleにとって最も避けたい状況です。

SEOのよくある誤解として「他のサイトからリンクを得る」や「キーワードを多く含める」などのテクニックがよく勧められますが、これらは根本的な戦略ではなく、あくまで補助的な手法に過ぎません。

ユーザーが求める情報とは何か

検索エンジンは「ユーザーが知りたい情報を順番に並べるサービス」です。そのため、検索結果で上位に表示されるためには、「そのキーワードに対して、最もユーザーが知りたい情報を提供しているサイト(ページ)」であることが重要です。

そのために、Googleが提唱している4つの指標が「E-E-A-T」です。

E-E-A-Tとは?

「E-E-A-T」は、以下の4つの評価基準の略です:

Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
これらは、Googleの検索品質評価ガイドラインに定義されており、簡単に言えば「専門家が提供する、経験に基づいた信頼できる情報を掲載したページ」をGoogleは高く評価します。

参考:

検索エンジン上位表示のためにできること

これらを踏まえて、自分のサイトを検索エンジンで上位に表示させたい場合は、**「自分の専門分野に基づいた正確な知識やノウハウをユーザーに提供すること」**が最も重要です。

例えば:

自動車整備店であれば、「自分でできる小さな傷の修理方法」を紹介する。
エアコンクリーニング会社なら、「夏前にチェックしておきたいエアコンの点検ポイント」をブログに書く。
このように、自分の専門知識に基づいたコンテンツを提供することで、検索エンジンで上位に表示される確率が大幅に上がります。

JAM Community Designでは、こうした実践的なアプローチに基づくサイト運用や改善方法をご提案しています。興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

それでは。

株式会社JAM Community Design

株式会社JAM Communty Designは2012年の創業以来、300社を超える中小・ベンチャー企業を主としたクライアント様にWEBソリューションを中心としたサービス展開を行っております。

キーワードは「感謝・勤勉・工夫・謙虚・貢献」。仕事に対する「か・き・く・け・こ」を大切に事業者様の永続的な発展のお手伝いをさせていただく事をお約束いたします。

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